
光きらめく街、ぼんやりと眺めてみたい。そんなイメージで1979年のレンズを通して。皆さんこんにちは。今回連れ出したレンズは1979年のレンズです。マウントはFDマウントを使いやすく進化させたnew
FDマウントです。このレンズもCanonの純正オールドレンズになるのですが、このレンズ群の良いところは、FLマウント・FDマウント・newFDマウントのレンズが同じマウントアダプターで使えてしまう所ですね。ものすごく幅広い年代をカバーしているので、色んなオールドレンズを使って撮影を楽しむことができます。今回使ったオールドレンズは1979年のnewFD50mmF1.4です。かなり完成度の高いレンズで発色のコントラストとカラーバランスに定評のあるレンズみたいです。今回はあえてピントを合わせないで、ボカした光を楽しんでみたいと思います。

オールドレンズは当然マニュアルフォーカスのレンズなので、ピントは自在に操ることができます。オートフォーカスのレンズを付けた場合にピントが合っていないとシャッターが切れないというようなカメラもありますから。その辺はファインダーを覗きながら自由にいじることができます。設定をマニュアルフォーカスに変えてしまえば同じようなこともできるカメラもあるので試してみてください。写真を見ていきましょうか。綺麗な玉ボケの世界
とは流石にならないですよね。これがオールドレンズらしいボケです。中心部分は丸くなっていますが、中心から離れるに従ってレモン型になり扇型になります。

もっと昔のオールドレンズを使ったりすると背景のボケがぐるぐると渦を巻いたようなボケになるのを見たことある人もいるのではないでしょうか。まさしくその名残のようなものですね。現代のいいレンズを使うと画面の端までほぼ真円の玉ボケになるものもあったりします。まぁこれがオールドレンズの味ですよ。今回は絞り開放のF1.4での撮影だったのでその特徴が顕著に現れました。もう少し絞ってあげるとまた変わった光になると思いますので、試してみたいと思います。
今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。
今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。