
額から汗を流しながらも夢中で追いかける少年たちに混ざって、息を殺してファインダーを覗く。皆さんこんにちは。今回追いかけたのはトンボです。夏の水辺を気持ちよさそうに飛んでいるトンボ。汗だくになりながらも、トンボを捉えようと網を構える少年たちに混ざってトンボを追いかける。虫をカメラで撮ってみた事がある方ならわかると思いますが、捉えるのが非常に難しいです。まず大きさが小さい、そして動きが速く不規則なんです。ファインダー越しに追いかけるのは奇跡に近いです。ではどうするか、よく観察しているとあることに気がつくと思います。トンボが羽を休める場所がある程度決まっているという事です。素早く飛んでいるトンボですが、長い時間飛んでいる事は稀です。かなりの頻度で羽を休めるのですが、その時止まる場所がほぼ決まっているのです。トンボにもお気に入りの場所があるのでしょう。そこを狙えばいいのです。

まずは、撮影するポイントを選び、その場でじっと待ちます。トンボに害を加えない事を認識してもらいます、そうすると飛んできて近くのポイントで羽を休めてくれます。ついつい夢中になってしまうので、暑さ対策と熱中症防止の休憩はこまめに取ってください。少年に混じって夏を楽しんでみましょう。
今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。
今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。