429歩 忘れられた小道を 編

CanonEOS5Dmk2  CanonEF70-300mmF4-5.6L  iso200 300mm f5.6 1/4000 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonEF70-300mmF4-5.6L iso200 300mm f5.6 1/4000 M photo : toshimasa

公園の中央にかつての賑わいが嘘のようにひっそりとした空間がある。その小道でシャッターを切る音を響かせる。皆さんこんにちは。公園のバラ園ヨーロッパの宮殿の庭園のように小道がデザインされて優雅な空間が作られている。かつてはかなりの賑わいを見せていて、綺麗に着飾った女性達や、想い想いの衣装に身を包んだコスプレイヤー達が薔薇に囲われて写真を撮っていた。そんな賑わいは無く、皆見向きもせずに足早に通り過ぎていく。少しもったいないかな。そんな空間を独り占めするかのように夢中でシャッターを切っていく。狙うは熟成した美しさを放つ薔薇の花です。もちろんベルベットの様な花びらに包まれた薔薇の花も美しいのですが、私はこの少し崩れた終焉の美を感じてシャッターを切る。
今回も使うレンズは50mmマクロです。コントラストが強くしっかり寄れる散歩レンズです。開放からしっかりとした描写をしてくれて、コントラストも強めに描かれる。この力強い描写と被写体の寂しげな表情が実にいいバランスで私を満足させていく。
CanonEOS5Dmk2  CanonEF70-300mmF4-5.6L  iso200 182mm f5.0 1/4000 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonEF70-300mmF4-5.6L iso200 182mm f5.0 1/4000 M photo : toshimasa

背景のボケも、落ち着いたトーンも実に素晴らしいと思います。花が終わりを迎えるとすぐに切ってしまうバラ園もありますが、ここの様に少し余韻を楽しむ時間を設けてくれるのはありがたい。誰も見向きもしない小道で薔薇を覗き込む様にしてシャッター音を響かせる。至福の時間がそこには流れている。

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。