404歩 流れ行く刻を止めて 編

CanonEOS5Dmk2  CanonEF24-70mmF4L  iso100 24mm f10 200" B  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonEF24-70mmF4L iso100 24mm f10 200" B photo : toshimasa

スローシャッターで長時間露光をしていると息を止めている自分がいる。皆さんこんにちは。今回も昨日に引き続きお気に入りの渓谷を散歩していきます。新緑も落ち着き深みのある緑の葉に覆われはじめた渓谷。そこには水の流れる音だけが反響していた。渓谷は森の中にできたトンネルのようなもので、外の世界から隔離されたような錯覚に陥る。外界の音が入ってこない異質な空間に身を置いて夢中でシャッターを切っていく。今回は川の水流が少し寂しいので緑の量を多めでバランスを取ってみる。光も少し弱く安定しない。先ほどまで差し込んでいた光が消えて無くなっていく。なかなか難しい条件ですが撮影していきます。撮影方法は、まずフィルターを付けない状態でテスト撮影をします。その状態でレンズ先端にND1000のフィルターを取り付けて、他の露出はそのままにシャッタースピードだけを1000倍します。そうするとテスト撮影と同じ露出で水の流れだけを変化させる事が出来るのです。
CanonEOS5Dmk2  CanonEF24-70mmF4L  iso100 24mm f10 100" B  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonEF24-70mmF4L iso100 24mm f10 100" B photo : toshimasa

動き移ろう物と、その場にじっと佇む物。この対比から生まれる不思議な世界。カメラでしか演出できない世界を堪能する至福の時。気がつくとレリーズを握りしめてカメラのカウンターをじっと見つめて息を止めている自分がいる。やった者だけが感じることができる不思議な時間。皆さんも是非体験してみてください。

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。