364歩 雫に写る世界 編

CanonEOS5Dmk2  CanonFD100mmF4macro+FD50  iso200 100mm f4 1/320 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD100mmF4macro+FD50 iso200 100mm f4 1/320 M photo : toshimasa

雫の向こう側にはギュッと凝縮された世界が閉じ込められている。皆さんこんにちは。雨上がりの朝、こんな素敵な時間は他に無い。絶妙なタイミングで雨が上がり、そして日が昇る。雨を降らせた厚い雲は夜明けとともに何処かへ行ってしまった。穏やかな光が木々を照らす。キラキラと辺りが輝きだす。この時期だと1時間も持たずに消え去ってしまう葉の上の雫たち。そんな雫をよく見てみると、超魚眼レンズになっていることに気がつくだろう。向こう側に広がる世界が雫の中にギュッと閉じ込められている。
CanonEOS5Dmk2  CanonFD100mmF4macro+FD50  iso200 100mm f4 1/320 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD100mmF4macro+FD50 iso200 100mm f4 1/320 M photo : toshimasa

そんな雫の世界をオールドマクロレンズで写し出していく。このレンズの魅力は何と言っても柔らかさだと思う。現実を程良く包み込んで優しい世界に変えて描き出す。これが現代的なマクロレンズだとどこまでもクリアで現実味のある描写で隙がない感じに写し出す。どちらが良いとか悪いでは無い、それぞれに良さがありそれが個性的でいいと思う。
CanonEOS5Dmk2  CanonFD100mmF4macro+FD50  iso200 100mm f4 1/320 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD100mmF4macro+FD50 iso200 100mm f4 1/320 M photo : toshimasa

ただ私はこの柔らかいマクロ写真が気に入っている。ピントの山をキチンと作ってあげないとなんともメリハリのない写真になってしまうのだが、マクロレンズは鮮明すぎる描写も画面全体が強すぎる表現となって見ていて疲れてしまうことがある。それと比べて、このオールドマクロレンズは見ていて疲れない。どんどんと中に引き込まれているのがわかる。細部が不鮮明だからこそもっと知りたくなってくる。そんな感覚が心地よく感じる事がある。

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。