338歩 麦畑に吹く風 編

CanonEOS5Dmk2  CanonFD100mmF2.8  iso100 100mm f2.8 1/1000 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD100mmF2.8 iso100 100mm f2.8 1/1000 M photo : toshimasa

生きている写真を撮りたい。そんな野望を持つようになった。皆さんこんにちは。写真というのは、瞬間を捉えたモノである事は皆さんご存知だと思います。瞬間を取れる事で、被写体はその瞬間止まって見ることが出来る。長時間露光という表現で時間の経過を納める方法もあるけど、動きを感じるかというと難しいのかもしれない。躍動感や生命感を伝えるのは非常に難しい。綺麗な写真になればなるほど、そのような感覚的なオーラが薄くなっていくような気がする。
風のものすごく強い日に、麦畑の周りを散歩していた。手にはメイン機の5Dmk2、レンズはオールドレンズのCanonFD100mmF2.8 というレンズを付けていた。100mmという焦点距離、なかなか扱いやすいレンズだと思う。柔らかくふわっとした感じを求めてオールドレンズを付けてみました。ちょうど私が風上に立った時にうねるような力強い風が吹き抜けていった。
CanonEOS5Dmk2  CanonFD100mmF2.8  iso100 100mm f2.8 1/2000 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD100mmF2.8 iso100 100mm f2.8 1/2000 M photo : toshimasa

その瞬間、ファインダーで吹きぬける風を撮っていた。麦の穂を揺らしながら駆け抜けていく風は、透明人間が姿を現した様によく似ていた。私は完全に風を捉えていた。マニュアルフォーカスのレンズだから、迷いなく捉えることができたのかもしれないと思った。オートフォーカスの場合、少なくとも何処かにピントが合っていないと、シャッターが切れない時があったりする。マニュアルフォーカスだから落ち着いてシャッターが切れたのだろう。皆さん、今回の写真をみていただき、少しでも「風」や「動き」を感じていただければ、ひとまず成功なのかもしれない。

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。