331歩 春の花 色鮮やかに共演 編

CanonEOS5Dmk2  CanonFD135mmF2.5sc  iso100 135mm f2.5 1/650 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD135mmF2.5sc iso100 135mm f2.5 1/650 M photo : toshimasa

不思議なレンズを付けて春の田舎をのんびりと歩いてみます。皆さんこんにちは。このレンズには意思があるのか、撮り手の意図を汲み取ってくれるのか。何とも不思議なオールドレンズです。今回も持ち出したレンズはCanonFD135mmF2.5scという中望遠のレンズです。40年以上前に造られたこのレンズ、遂に意思を持ったのかというぐらい良い写りをしてくれます。何気ない道端の草花をこう撮りたい、というポイントを上手く引き出してくれます。現代のレンズはとにかく画面の隅から隅まで綺麗にカリッと歪みなく撮る、事を追求し過ぎているのかもしれません。写真がどんどん写真になっていってしまっている。
CanonEOS5Dmk2  CanonFD135mmF2.5sc  iso100 135mm f2.5 1/650 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD135mmF2.5sc iso100 135mm f2.5 1/650 M photo : toshimasa

写真って見たままの景色を写し出すと思われていますが、カメラで撮影しているとそんな感覚はなくなってきます。絵と同じように写実的ではあるのですが、撮り手の意思を感じることの出来る写真が出てきます。最近いろんな年代のレンズを使ってみて何となくわかってきたことは、レンズそれぞれに表現の仕方が異なることです。開発した人のこだわりというのか、遊び心なのかを感じることが出来るのです。
上の写真、春の田んぼ道の土手に普通に生えている植物です。小さな花が可愛く咲いています。「小さな花がポツポツと咲いている様子が可愛いな、蔓のような葉が面白いな」って感じで撮ってみたのですが、いかがでしょう。良くないですか?自画自賛なので何とも恥ずかしいのですが。花が浮き出た感じで主張して、緑の葉の部分は少し控えた感じだけどメリハリのある立体感を持っている。まさに思い描いた写真が撮れるんですよ。
CanonEOS5Dmk2  CanonFD135mmF2.5sc  iso100 135mm f2.5 1/650 M  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFD135mmF2.5sc iso100 135mm f2.5 1/650 M photo : toshimasa

欠点はたくさんあると思いますよ。周辺減光も凄いですし、ボケも少しうるさい感じがする時もあります。だけどそんなネガティブな所を補って余りある魅力を持っています。長所をより引き出していくことでよりいい写真が残せたらと思っています。使っていて実に楽しいレンズ。オールドレンズは魅力的です。

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう