315歩 静かな街の光を-FL50mmで巡る#3 編

CanonEOS5Dmk2  CanonFL50mmF1.8  iso400 50mm f4 1/3  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFL50mmF1.8 iso400 50mm f4 1/3 photo : toshimasa

オールドレンズを取付けて眠りにつく夜の街を巡ってみる。レンズの魔法に心が奪われました。皆さんこんにちは。半世紀も昔からこの世を見続けて来たこのレンズはどんな景色を見て来たんだろう。いろんな光をレンズに焼き付けて来たのだろう。懐の深さを感じるレンズにうっとりしてしまう。
今の街は、LEDの光に溢れている。LEDの光はちょっと癖が強く光源からの直進性が強い。その為光の広がりというものにはめっぽう弱い。広い範囲を照らしたい場合光源の数を増やして照らすことになる。このように光源を複数にすると、その光によって出来る影も複数の影が微妙にずれた物になってくる。輪郭がはっきりせずにボヤけた感じの影になる。このレンズで撮影してみて感じた事が、LEDの硬い光を実に柔らかく表現する。何でこんな光になるんだ。光が美しいと影も美しい。
CanonEOS5Dmk2  CanonFL50mmF1.8  iso400 50mm f4 1/30  photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonFL50mmF1.8 iso400 50mm f4 1/30 photo : toshimasa

解像感が無い、と言ってしまえばそれだけなのかもしれないが、そんなレンズでもこんな光は描けない。妖怪のような時空を超えたこのレンズが気に入って来た。今度は昼間の太陽の光の中に連れ出してみようか。とる景色は選ぶのかもしれないが、なんだか自分が試されている感覚になってくる。このレンズにあうシーンを探して散歩してみるのも楽しそうだ。楽しみがまた少し増えた気がする。

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。