273歩 モノクロフィルムと散歩する#6 編

CanonF-1N  Fujifilm-Acros100ll
CanonF-1N Fujifilm-Acros100ll

モノクロフィルムを携えて、さらに路地を進んでいく。その先に見た光に安堵する。皆さんこんにちは。モノクロフィルムと散歩する-第一弾の最終日です。本日も手のかかる愛機をぶら下げて散歩に出発です。路地をさらに奥へ入っていきます。車に乗っていると絶対に見ることのできない世界に足を踏み入れて見ます。三脚を肩に担いでぶらぶら散歩。路地は人もまばらで、街の明かりも最小限の光が灯されているだけになってきました。自分だけがのんびりと時間を満喫している贅沢なひと時です。商店街から枝の様に伸びる、路地。のぞいてみると、時が止まった様な感覚におちいる。表の通りは、常に時が流れ人が入れ替わり移動していく。けれども一歩路地に入ると、そこには変わらない世界が広がっている。もう何十年もこのままの景色がここにはある。そしてそれはこれから先もまだ永遠に続くのかもしれない。
CanonF-1N  Fujifilm-Acros100ll
CanonF-1N Fujifilm-Acros100ll

それは、人々に安心感を与えるのかもしれない。日々変化の中に身を置き、自らも変化しようともがいている人々が、一息つく場所。自分という物を取り戻すために必要な場所なのかもしれない。そんな安心感に引き寄せられる。ここにはそんな優しい光がありました。

今回のモノクロネガフィルム第一弾は、FUJIFILMのAcros100llというフィルムを使って撮影しました。このフィルムは手に入れやすいフィルムです。値段も普通ぐらい。iso感度は100という事で、夜間や光量の足りない場所での撮影には、三脚が必要になってきます。写りはグレーの階調が豊かで幅が広い印象を受けました。バキっとメリハリの効いた白と黒の世界 という撮り方には向かないかもしれません。ナチュラルに繊細に写し出してくれるフィルムだと思います。今回は、少し露出オーバー気味になる様に撮ってみました。いかがだったでしょう。また、他のフィルムを試してみますので、楽しみにしていてください。

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。