216歩 ファインダーの中の夜の街を 編


夜の街をのんびりと散歩してみる。私以外の人たちは、目的を持って明確な方向に向かって進んでいる。流れに逆らう事には慣れているが、可能な限り流れを遮る事は避けようと自然と身体が避けていく。皆が急ぎ足で通り過ぎ、駅に吸い込まれていく中、一人上を見上げながら歩いている。普段どれ程の時間空を見上げているのだろうか?高いビルに囲まれてその頂を見上げる事はあるのだろうか?皆が皆、視線を落とし家路を急ぐ。自分だけが逆行する世界の中で。
皆さんこんにちは。本日も散歩写真はじめていきます。夜の街は魅力的な光に溢れている。キラキラと輝きながら、闇の部分をより隠していく。自然と浄化された様に綺麗に見える。普段の視線より上に上げてみると、新鮮な世界が広がっている。いつからそこにあったのだろうか?そんな事をふと思う。

都会の迷路、昼間は気がつかないような通路が、光に照らされて優しく招き入れてくれた。秘密の空間が広がっている。人々が時間を忘れて想い想いの時を過ごす。ふと我に帰り、また足早に歩き出す。不思議な空間だ。ピカピカに磨かれた街は、光を何重にも反射して虚像の世界を作り出していく。その中へ踏み込むと抜け出せなく。かも

今回の散歩はここで終わります。
また次回の散歩でお会いしましょう。