126歩 風景に人物を入れてみる 編

CanonEOS5Dmk2 CanonEF24-70mmF4L iso100 47mm f8 1/1000 M photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonEF24-70mmF4L iso100 47mm f8 1/1000 M photo : toshimasa

時が止まってしまった風景写真、風景写真に人が入ると止まっていた時間が動き出す。そこに物語がはじまります。

皆さんこんにちは 散歩写真の時間になりました。本日もカメラを持って散歩していきたいと思います。 皆さんは普段どんな写真を撮っていますか? 風景写真・子供の写真・奥さんや恋人の写真・ポートレート・スナップ写真・ペットの写真・乗り物の写真 などなど 一括りに写真とは言っても色んなジャンルがありますね。 私も特に縛りなく自分がいいと思ったものを撮っているのですが、その漠然とした「いい」という感覚も 人それぞれ違ってきます。風景写真を追い求めている人たちの中には 写真に人工物が写り込むことを嫌う人もいます。例えば 電線やら看板やら それはそれでよくわかります。 私もメインは風景の写真を好きで撮っています。逆に人物のポートレイトは難しいです。


ポートレイトが難しいと思う一つの原因に 取られた側の意思が入るからだと思います。被写体として撮られた人は「どれどれ見せて」と必ず見に来ますよね。そこで見た写真が必ずしも自分が気にいる写真だけとは限らないからです。表現はシャッターを押す側に委ねられるのですが、被写体側の意見がかなりの幅を利かせてしまうからです。残るのはキラキラした写真ばかりになってしまうのです。


少しそれましたが 風景は自己責任の表現なのでその点、楽なのかもしれません。今回は田園風景の夕日を撮ってみました。空の焼け方は弱いですが ほんのりオレンジ色の光に包まれた若いまっすぐに伸びた稲が生き生きとしています。本当に何気ない田舎の風景です。 背景に家々が見えますがピントをずらすことでボカして存在感を弱めています。

CanonEOS5Dmk2 CanonEF24-70mmF4L iso200 47mm f8 1/2000 M photo : toshimasa
CanonEOS5Dmk2 CanonEF24-70mmF4L iso200 47mm f8 1/2000 M photo : toshimasa

次に、おんなじ構図の写真に人物を入れてみました。犬の散歩をしていた女性です。シルエットで入れることで人物の特定はできなくなるので、風景写真にも使えると思います。このように人物が入ると風景写真に動きが出てきます。この入れ方がまた難しくて 作ったように入れると風景写真ではなくポートレイトになってきてしまいます。動作もどこかカメラを意識した感じになってしまうので、写真にするとそれがよくわかります。可能な限り自然な人の往来を写しこむことが大切だと思います。 その時に注意が必要で、人物を特定できるやうな撮り方は絶対にしないことです。背後からの姿や、シルエット、傘などで顔が隠れた状態とか、あえてピントを少し外す などの工夫をしてみてください。 いつもと少し変わった風景写真になると思いますよ。

 

今回の散歩はこの辺で終わりたいと思います。

また次回の散歩でお会いしましょう。