◾️赤をより赤く ー表現する方法を考えるー
皆さんこんにちは 散歩写真を始めたいと思います。 ほんのりと秋の気配を感じられるようになってきました。 皆さんは秋というとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか? 実りの秋ですか? 芸術の秋でしょうか? それとも...
私は 赤い色を思い浮かべます。 秋=赤です。 紅葉した赤い葉や 赤い花 そんな赤色をどう表現するかを考えて行きたいと思います。 たまには座学的な散歩をしてみましょう。
赤を表現するのに その色だけでは表現することができません。 何色かと組み合わせて表現することで より赤を引き立たせることができると考えています。 ではそれは何色なのでしょうか?
◇色相環を思い浮かべて
中学の美術の時間に 色相環なるものを見ませんでしたか? 色が順番に円形に並んでいるものです。 赤色の同系色は 色相環で赤の隣に位置する 黄色やオレンジです。 また 捕食は色相環で赤の反対側に位置する 緑です。 色の組み合わせで同系色の場合は統一感のある感じで綺麗な感じの写真になると思います。 対照的に補色の関係の 緑との組み合わせの場合は 強く印象的な写真になると思います。 今回は赤を表現するにあたり 補色の関係を意識して 少し印象的な強い写真を撮ってみたいと思います。
◇補色の関係を意識して 力強い印象的な写真に
最初の写真です。 この写真は 彼岸花ですね 綺麗な濃い赤い花です。道端に咲くこの彼岸花 撮影した時は雨が降りそうな曇り空の日でした。赤色は明るい色ではないので シャッタースピードをあげてしまうと黒く写ってしまします。 赤色がきちんと写るギリギリの設定を探ります。茎の緑を活かしながら 背景を濃いグレーになるように撮ってみました。絞りとシャッタースピードの関係をうまく設定すると 背景をボケさせて 暗く写すことができます。
次は ある庭園の脇に植えてあった 赤い葉が印象的な植木です。これは前面に光が差していたので光と陰の明度の差を利用して 背景を暗くして見ました。 光が当たっている分先ほどよりも明るい赤になっています。 ここでも緑の葉が 良いアクセントになっています。こんな感じに撮るのは 先ほどの写真より簡単で シャッタースピードを早めに調整するとこんな感じになります。
今回の散歩は この辺で終わりたいと思います。
また次回の散歩でお会いしましょう。
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